足首までの思いやり   

もうすぐ12月、昼は暖かくても仕事から帰宅する深夜になればそれなりに冷えている

夏場ならシャワーだけで十分だが、最近はバイクで冷えた体を湯舟に浸けたいと思う。
昨夜も、その前も、そのまた前も、先週も、そう思いながら風呂のふたを開けてみると

湯は足首までしかない・・・

せめて、最低限でもふくらはぎの下部ぐらいは欲しい

追い足せば良いではないか、と思うだろうが
想像してもらいたい、毎回、毎回、風呂のふたを開けたら足首までしかないのだ

我が家の風呂は魔法瓶のようになっており冷めにくい仕組みになっているので
湯は十分暖かいのだが、いかんせん足首・・・
有馬温泉に足湯なるものがあったが、それよりも低い気がする
かさが低いので追い炊きもできやしない

湯を足せば済む問題なので足せば良いのだが
最初に出てくる冷たい水で一気に冷めてしまう気がするので
とりあえず寝転がるように入ってみる

冷える丑三つ時に風呂場で情けなくなる

煮魚のように落しぶたをして煮ればちょうど良いのかもしれないが
おっさんだし、一家の大黒貝柱(アサリ)でもある

妻に言えば「湯を足したらええやん」と言うに決まっている

この釈然としない気持ちを言葉でどう伝えれば良いのか非常に難しい

二人の子供が仕事の都合で家を出て、妻と二人暮らしで5か月になろうとしている
平和に暮らしている

平和にもいろいろある

戦って勝ち取る平和、我慢して争いを避け続ける平和
無関心で閉ざされた平和・・・

相手も同様に何かしら我慢と妥協をしているはずだと思っている
いや、思うようにしている

考え方をプラスに変えてみる

足首まで湯を残してくれてありがとう
夜は寒いと思って足首まで湯を残してくれてたんだね

なんじゃそれ

ギブミーチョコレートか!ギブミーチョコレートなのか!?

今日は筆者が湯を張って入った
妻は忘年会らしくまだ帰ってこない

足首までの仕返しなどはしない

膝までの思いやりでふたをした。

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