渾身の1枚とはこの事だろう

ぶらりと夕方、バイクで探鳥へ出掛けた。
双眼鏡とカメラをぶら下げ、歩き出してすぐにカワセミを見つけた。
コンデジのシャッターを押した瞬間、勝手に電源がオフになる。

バッテリー切れである。。。

現地に到着して5分ほどでカメラ終了・・・
カワセミは枝にとまり、じっとしていた。

双眼鏡でずっと観察した。

ダイブし、小魚を捕獲しては巣に飛んで行ってまた同じとこへ戻ってきた。

またじっとしている、時々向きを変えたり羽を広げたり・・・めちゃくちゃシャッターチャンス!
どうしても写真撮りたい、無駄だとわかっていてもバッテリー切れのコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
のスイッチを入れてみるが奇跡は起こらない。

なんでや、なんでや

コンデジの底を腹に押し当てこすってみる
アラジンの魔法のランプならぬ、アラフィフのあほうのコンデジか?あほうのコンデジなのか!?

奇跡など起こるわけがない

人間は知恵がある、知恵と火を使ってここまでのし上がり地球の害獣となったのだ。

私はひらめいた!
双眼鏡に携帯電話を押し当てて写メールを撮ればいいのでは?

早速やってみた。

双眼鏡に携帯電話、しかもガラケーをひっつけてカワセミをなんとか探して・・・
これが非常に難しい、少しでも動くと全て狂うから相当集中しなきゃできない。

あっちの方で本格的な一眼レフでカワセミを狙っているバーダーがいる。

「こっちを見るな、こっちだけは見るな、見てくれるなこの姿」と思いながら、パシャリ!

keitaikawasemi.jpg

ピンボケだし、画質悪いし、写真としてはアウトだけど
息を殺し、試行錯誤を繰り返し、本格的バーダーが近くにいる中で自分を褒めてやりたい

間違いなく自分にとって渾身の1枚である。

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